うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター 第五話感想
ちょっと前の話になりますけどゆうこりんがこりん星から来た話は嘘だって肯定したじゃないですか。
正直誰も信じてる人は居なかった筈ですが、皆こりん星の話聞いてるときも「あーはいはいw」みたいな。
「設定」として彼女のアイドル性を楽しんでいたというか。
だからブリッ子キャラの「私が一番かわいいじゃないですか~」発言もムカつくけど
事務所からの設定なんだろうなって理解できるし、悪い意味で大人になってきたと思うんですよね。
そんな私たちを真っ向から否定してきます天草シオン。
以下、ネタバレ有の感想です。
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うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター 第五話
今回天草シオン回と上では示唆しましたがつまりはセシル回ということです。
この子もアグナパレスの王子様が日本のアイドルやっている時点で
現実なら「はいはい設定設定www」とバカにしていたと思いますが
うたプリなので信じられます。まあ実際連れ戻されそうになったりしたし。
さて、セシルは壁に向かって挨拶の練習をしています。それを見守るST☆RISHのメンバーと春歌。
「セシル、さっきから何やってるの?」と音也が問うと、どうやらこれから初めて会うシオンのための挨拶だと。
7人+1人が見守る挨拶の練習ってシュールですね。誰かシオン役やってあげるとかしないのかな。
セシルはデュエットソング自体は結構楽しみにしている派でした。同時に天草シオンも楽しみにしているようでした。
こういう穏やかな入りかただと後でセシルが傷つくのはちょっと予想できたりするので私はここら辺から胃が痛かったです。
もうね、邪気のないキャラクターが誰かから拒否されて傷つくのを見るのが辛いんですよ。
そうやって成長していくのは分かってるんだけどさ~~~~頼むからこのつるつるの玉に誰も傷をつけないでとか願っちゃう…
子供産んだらモンペ確実です。
楽しそうなセシルに比べて、シオンは案の定乗り気ではなさそうです。
HE★VENSの皆は打ち合わせにスマホつかえって指示でも出てんのか?
(これは前回の日向大和)
日向大和は不機嫌を隠そうともせず何もしゃべりませんでしたが、セシルとシオンの場合はというと
シオン「先の見えない旅路…闇の中をさまようばかり」
セシル「素敵な歌詞デス」
シオン「旺盛な陽の気(ここら辺聞き取れません)が、天草を乱す」
セシル「大勢に聞いてもらえるような曲デスね!」
シオン「もはや言の葉は通じない…」
セシル「確かに言葉にする必要はないかもしれません!もっと様々な形で、ワタシたちの曲を探してみましょう!」
電波…
春歌の「お二人の話していることがあまり理解できませんでした」という深刻な告白にオレもオレも~!と手を挙げたくなります。
セシル自身は「シオンと自分は波長ぴったり!彼はとても緊張感をもってこのプロジェクトに臨んでいる」
と解釈しているようですが、
こうして文字に書き起こしてみるとシオンはプロジェクトに否定的なんですよね。
というかシオンはかなりネガティブな言葉を連発しているようですけど
言葉の錬金術師・セシルによってスーパーポジティブに変換されてしまっているので結果会話になっていません。
次の打ち合わせでもシオンスマホ開いてました。
どうでもいいけど「開いてる」ってスマホで使わないかな。ガラケー時代の文化ですよね。
今回はイヤフォン装着で完全にセシルガードです。くぅ~っ嫌味が効いてるぜ!!
一応さ、スマホは見てても耳はそっち向いてるよって態度取ったほうがいいと思うの!
セシルと以外の打ち合わせもこんな風なのかは知らないけども
絶対週刊誌で「スタッフに訊いた!態度の悪い芸能人」で挙げられるようになるからな!
そんでも一応セシルが提案することは否定せず一緒にやってあげます。歌ったり。踊ったり。
これはセシルが体を動かした後のお昼ごはんに持ってきたんですけど、やったね今回はスーパー袋に裸おにぎりじゃないよ!
一応サラダロール的な総菜パンを持ってきたあたり彼と親しくなろうという好物への譲歩が見受けられますね。
実際サラダロール選んだら「ソッチでよいのデスか?」とか聞きそうだけど。
しかしシオンは「決まったものを採るようにしている」と言い
ウィーダインゼリーみたいなパックをチューチュー吸って終わっちゃいました。
私は彼は霞を食って生きているか「人の生気が我の活動源よ」とか言い出しかねんと危惧してましたので
逆に安心しましたけどね。あ、人間だ!って。
何をやっても消極的なシオンに対して、段々セシルの元気がなくなっていきます。
やがて「シオンはあまり楽しくないのでしょうか」と落ち込み気味に。
あああああほら~~~セシル傷ついちゃった~~~~
仕方ないけどさ、やっぱり七人もいたら今回の活動に積極的な人も消極的な人も当然同居するわけだし
積極的な人と消極的な人が組んでしまったらいずれこういう風になるのは見えていた未来だったけど
セシルがシオンに遠慮して(気遣って)色々提案しているのを見ているだけで大人になっちゃってと泣けてきたのに
その努力も無下にしてしまうシオン~~~~~~あああああ~~~~~~
別にシオンは悪くないのは分かってるけど…いや仕事をきちんとこなさないのは悪いけど…
シオンの気持ち自体は分かる、 ライバルと何で歌わなきゃいけないんだって憤りとか
あとちょっとセシルに対して感じる「何こいつ」なうさん臭さとか
まあそれはお前が言うなってブーメランになるんだけどな!
基本理解できないわけではない…だけどセシルが落ち込んでるのは見たくない!!!!!
仕方ないけど!!物語上感情の起伏をつけるのは仕方ないけど!!
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場面は変わって、ヘブンズは撮影スタジオに集まっていました。
シオンは今回のプロジェクトでかなり消耗している様子。すでに終わっている二人がフォローに回ろうとしてましたが
瑛二「楽しいプロジェクトだもんね」
大和「面倒くさいだけの間違いだろ」
てめーまだそんなこと。
前回の曲の中で改心したわけじゃないのかよ!!
あ、シオンは撮影自体は真剣に取り組んでました。ということはあのふととぎな態度はセシルの前だけでしょうか。
ヘブンズの前で楽しそうにするシオンを見てしまったセシルは「ワタシといても楽しくないのだろうか」と不安に駆られます。
その不安は的中します。
次の打ち合わせでシオンは「ヘブンズとだけ歌うと誓ったのに…誓いを破れば、魂が穢れる!」と叫んで逃げ出し、
ヘブンズ事務所(こちらも寮住まいですかね)のロッカーに閉じこもってしまいました。
シオン以外のメンバーはシオンをどうすることもできずに
シャイニング事務所に殴り込みです。
もうさぁ……あのさぁ……
「シオンがデュエットを拒否した」「シオンが引きこもってしまった」「だから相手に話を聞きに来た」
って工程一つ抜けてない?まずシオンに何をされたか、なんで引きこもるまで精神が不安定になったか聞いてから殴り込みするべきじゃん。
レンの「それで殴り込みねえ…(呆れ)」のセリフがダントツに共感できます。
てか落ち込んでる本人から話聞かないで、自分たちが思うところの加害者からしか話聞かないの?
もしかしたら自分たちのいいように話し作り替えるかもしれないじゃん。
結局トキヤが「言い争いしている場合ではないということです」と発言して全員が落ち着き
話し合うことができましたが。
聴くにはシオンは一番最後にヘブンズに入ったのだと。最初は警戒していたけど、今はヘブンズを失うことを恐れているのだそうです。
そのボイコット行為が間接的にヘブンズ消滅への近道になるかもという思考はなさそうです。
ヘブンズって最初から4人追加オーディションしたわけではないのかな。5人、6人と何段階かに分かれて追加されてったんでしょうか。
そこらへんもっと詳しく聴きたいな~5人で定着するかな?と思っていたらすぐレイジング鳳がもう一回オーディションやって
入ってきたすぐ下の後輩の実力が怖くてグループ内バチバチとかなかったのかな!
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セシルが自室に戻るとカミュがいました。
どうやら全国ツアー中ですが、忘れ物を取りに戻って来ていたようです。
そんなカミュにセシルが今回のあらましを相談します。
カミュ「俺がスターリッシュに入ったとしよう」
セシル「ヒエッ!!」
凄いインパクトです。
地味に2000%の衣装だし、カミュは全然スターリッシュと違うテイストの衣装だし、
ちょっと後ろの皆引いちゃってるし。
これカミュ入ってないよ…ST☆RISH feat.Camusだよ…
カミュ「お前は今、己の居場所を侵害されたと感じただろう。
居場所を踏み荒らし、押しつけがましく己の領域に引き込む。
お前がしたことと同じことを言ったまでだ」
カミュが自分がスターリッシュに入るだけでかなり不快にさせると自覚していることが笑えるし悲しいですね。
そんな…そんなしんどいことじゃないと思うよカミュ
しかしカミュの言葉でセシルは何かつかんだのか、シオンの元へ向かいます。
シオンはシオンで、自分がしていることが結果的にヘブンズを無くしてしまうとようやく気付けたようです。
更には瑛二の「僕は他の男に抱かれたけど、穢れてると思う?(※実際は言ってません)」
発言に発狂してロッカーを飛び出してしまいました。結果オーライ!
飛び出した先にはセシルが。
「シオン、ワタシはアナタのことをを知ろうとしていなかった!」
と詫びるセシルに「そんなことを天草に言いに来たのか!」とかなり面倒くさい彼女のような発言をします。
セシルはね、自分も楽しければ相手も楽しいと割と本気で思っているきらいがありますよね。
それはすごく楽観的でポジティブな考えだけど、一方で相手はどう思っているのか考えたこともなかったんだよな。
結果、セシルもシオンと同じく最後に加入した人間だと知り、
自分はスターリッシュのために歌うから、シオンはヘブンズのために歌いなよとアドバイスされ
収録現場に立つことになります。
スタジオの後ろにはスターリッシュ&ヘブンズの保護者揃い踏みです。
広いなスタジオ。
トゥインクルトゥインクル歌ってシオンは改心したのでした……。
まとめ
最初自分のことを天草とか言い出すから自分特別と思ってるサブカル女子みてぇだなと思っていたんですけど(口が悪い)
それの比ではないくらいやっぱりぶっ飛んでいました。
でもやっぱり何故シオンがこういうキャラクターかっていうのは描かれませんでいたね。30分なら入りきらなくて当然か。
個々の性格はぶっ飛んでましたが物語としてはきれいに着地したんじゃないでしょうか。
グループで歌うことに固執するシオンに「各々のグループのために歌おう」と提案するセシルがよかったですね。
大和は無理だな。
シャイニング事務所の扉足で開けちゃうし
仲間のシオンに対しても鬱陶しいから拳でナシつけようぜ(意訳)とか言うし。
大事に扱いたいものってないのかなこの人。確かにうじうじしてるシオンは鬱陶しかったけどさあ、
やってることはお前も似たようなもんだったからな!!
んで力ずくでやってみっか?って煽ってくる大和に
翔君も釣られてんじゃねーよ!!
君ボコボコマン担当じゃないでしょう!?悪いお友達と交流しちゃダメとは言わないけど染まるんじゃありません!!